セキュリティについて
メールは、とても私的で大切な情報です。このページでは、yutimo mail が「何を、どう守っているか」「何を外部に送るか(送らないか)」を、できるだけ具体的に説明します。絶対的な安全を保証するものではありません。守れていないこと・限界も、あわせて書いています。法的な取り扱いは、プライバシーポリシーと利用規約が正です。
1. あなたのメールを、勝手にAIへ渡しません
メールの内容を外部のAI事業者へ送る機能は、すべて、あなたが設定画面でオンにした場合だけ動きます(翻訳だけは、メール詳細の「翻訳」ボタンを押したときだけ動きます)。何を、いつ送るかは、次のとおりです。
- 迷惑メールのAI判定(OpenAI社): 既定はOFF。オンにすると、新着メールごとに、差出人・件名・本文の冒頭(先頭約400文字)と、過去にあなたが判定した例(最大20件)を送ります。
- 翻訳(Google社): 「翻訳」ボタンを押したメールの件名・本文だけを送ります。
- 返信のAI下書き(OpenAI社): 既定はOFF。オンにしたうえで「AIで下書き作成」を押したときだけ、元のメールと、同じ宛先(アドレスが部分的に一致するものを含みます)への過去の送信メール(最大5通)を送ります。
- AIコンテキスト連携(OpenAI社・yutimo ID): 既定はOFF。オンにするには現在のログインパスワードの確認が要ります(パスワードをお持ちの場合)。オンにすると、運営側の定期処理が実行されるたびに、あなたの送信メール(直近最大10通)の本文をOpenAI社へ送り、できた要約をyutimo IDに保存します。
いずれも、送信先は米国の事業者です。どの機能も、設定でいつでもオフに戻せます。詳しくはプライバシーポリシー §5をご覧ください。
2. 保存するデータの暗号化
- 暗号化して保存するもの: メール本文(受信・送信)、接続先メールアカウント(IMAP/SMTP)のパスワード、OpenAI・Google翻訳のAPIキー、WordPress連携の接続用の秘密鍵。
- 方式: AES-256-GCM。利用者ごとの鍵を、サーバー側で保管するマスター鍵でさらに包む、二層の構造です。
- 限界(正直に): サーバー側で復号できる方式のため、サーバーそのものが侵害された場合は、守りきれない可能性があります。
- 暗号化していないもの: 件名・差出人・宛先・日時・添付ファイル。
3. ログインとパスワードの扱い
- ログイン用のパスワードは、ソルト付きのscryptでハッシュ化して保存します。元のパスワードは保存しません。
- yutimo ID でのログイン(シングルサインオン)にも対応しています。
- ログイン状態を保つCookieは、HttpOnly(スクリプトから読めない)・SameSite=Laxで、本番ではSecure(HTTPSのみ)です。有効期間は、ログインから3日間(使っても延びません。3日たつと必ず切れます)で、ログアウトするとその場でセッションを破棄します。パスワードを再設定したときは、すべての端末のログインを解除します。
4. 別のメールサーバーへ、パスワードが送られないように
メールアカウントの接続先(サーバー・ポート・ユーザー名)を、不正に書き換えられると、保存済みのパスワードが別のサーバーへ送られてしまう恐れがあります。これを防ぐため、次の仕組みを設けています。
- 接続先を変更するときは、そのサーバーのパスワードを、その場で入力し直す必要があります。保存済みのパスワードを、別のサーバーへ送ることはありません。
- パスワードをお持ちの場合は、あわせて現在のログインパスワードも確認します。誤入力の回数には上限があります。
- 接続テストでは、社内・ローカルのアドレス(プライベートIPなど)への接続を拒否します。接続テストの回数にも上限があります。
- 接続先の変更が完了したときは、登録しているメールアドレスへ通知メールを送る仕組みがあります。重要な操作は、操作の記録(監査ログ)にも残します(パスワードなどの値は記録しません)。
5. メールを開いたときの安全対策
- 危険なリンクの警告: 「表示されているアドレスと、実際のリンク先が違う」「IPアドレスへの直リンク」「紛らわしいドメイン」などを検知すると、押す前に理由を示して警告します。通常のWebページ以外(
javascript:など)へ移動するリンクは、開けないようにしています。中クリック・右クリック・長押しからも、警告なしでは開きません。 - 本文の無害化: メール本文のHTMLは、サーバー側でスクリプト・フォーム・埋め込みなどを取り除いてから表示し、表示用の枠でもスクリプトを実行できません。
- 外部画像: 画像を外部サーバーから読み込むと、メールを開いたことやIPアドレスが送信者に伝わる場合があります。リンクの安全性が「高」のメールでは画像を自動で表示し、「中・低」のメールではブロックして「画像を表示」ボタンで読み込みます。自動表示は、設定画面でオフにできます。なお、「安全性」の判定はリンクの形だけを調べるもので、画像による開封の追跡の有無は判定しません。
6. 法人アカウントの権限
- メールアカウントごとに、「閲覧」「送信」の権限を分けて設定できます。権限のないメールは開けません。設定できるのは、オーナーだけです。
- 現在の状況: 従業員を招待して参加してもらう機能は、準備中です。
7. 運営と、お問い合わせ
- 運営: 樋口裕也(屋号: Yutimo)。事業者情報はプライバシーポリシー §1をご覧ください。
- 不審な動作の報告・データの削除や開示のご請求・その他のお問い合わせ: cs@yutimo.jp
- データの取り扱いと保存期間は、プライバシーポリシー §7に書いています。
8. 運営面の現状と、まだ行っていないこと(2026年10月3日時点)
運営側が実際に確認できたことだけを書きます。「まだ行っていません」と書いてあるものは、行っていないことです。実施できたものから、順に更新します。
- 通信の暗号化(HTTPS):
http://でのアクセスはhttps://へ自動で転送されます。証明書は Let's Encrypt のもので、自動で更新されます。通信は TLS 1.2 以上のみで、1.0・1.1 では接続できません。ブラウザに HTTPS での接続を覚えさせる設定(HSTS、約6か月)、ファイル種別の誤判定を防ぐ設定(X-Content-Type-Options)、リンク先へ送る参照元情報を絞る設定(Referrer-Policy)、他のサイトの枠の中に表示されないようにする設定(X-Frame-Options)を付けています。表示できるスクリプトなどを制限するContent-Security-Policy(CSP)は、まだ付けていません。 - バックアップ: 毎日1回、データベースの複製を作り、最新の7世代を保管しています。2026年10月3日に、最新のバックアップから復元できることと、データの整合性を確認しました。保管先は現在、運用しているサーバーの中だけです。別の場所への複製は、まだ行っていません。バックアップのファイル自体の暗号化も、まだ行っていません(メール本文・接続パスワードなどは、§2 のとおり、保存する時点でアプリ側が暗号化しています)。
- 障害への備え: アプリが異常終了したときは自動で再起動します。サイトの稼働の監視もしています。ただし、障害を検知したときに運営者へメールなどで知らせる仕組みは、まだ行っていません。
- 障害・不正アクセスが起きたときの対応の流れ: 文書にまとめた手順書があるとは、現時点では言えません。不審な動作は cs@yutimo.jp へお知らせください。
- 第三者によるセキュリティ診断: 受けたとは、現時点では言えません。
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